アクセルスペース、人工衛星を追加しほぼ毎日観測へ

2019/9/17 14:15
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小型衛星開発のアクセルスペース(東京・中央)は2020年に打ち上げる予定の観測衛星を1基増やす。20年に4基を新たに打ち上げ、緯度が日本と同程度の地域などでは指定地点をほぼ毎日観測できるようにする。アフリカ企業とも提携し、データ販売を広げる。

アクセルスペースが開発する超小型衛星「グルース」の1号機

同社が開発するのは重さ100キログラムで小型冷蔵庫ほどの大きさの超小型衛星「グルース」。地上の2.5メートルサイズの物体を見分けられる性能の光学レンズを備える。20年4月以降にロシアのロケット「ソユーズ」を使って打ち上げる衛星を1基増やし、合計4基とすることでロシアの打ち上げ事業者と合意した。

アクセルスペースは数十基の超小型衛星が連携して高い頻度で地球を撮影する「アクセルグローブ」構想を掲げ、22年の完成を目指している。すでに1号機を打ち上げており、撮影した画像の提供を始めた。

20年に5基体制になると、日本を含む一部地域では指定の地点を24時間に1回撮影できるようになるという。観測衛星の数を早期に増やし、画像販売の顧客を増やす考えだ。

同社はルワンダのインターネットサービス企業、ブロードバンド・システムズ・コーポレーションとの提携も実施した。同社を通じてアフリカ諸国にデータを提供していく。すでにルワンダ南東部で空港建設の進捗を確認することが決まっているという。

(山田遼太郎)

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