もんじゅ 原子炉から燃料取り出し開始

2019/9/17 13:14
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日本原子力研究開発機構は17日、廃炉作業中の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉から核燃料の取り出しを始めたと発表した。廃炉作業に入ってから、原子炉の核燃料を取り出すのは初めて。炉内に残る370体のうち、年内にまず100体を取り出す。

同機構は2047年度までに廃炉を終える計画を立てており、核燃料の取り出しを第1段階と位置づける。22年末までに原子炉と貯蔵槽に残る計444体を水が入った「燃料池」と呼ばれるプールに移す。

18年8月には貯蔵槽からプールへの移送を始めた。当初100体を移す予定だったが、トラブルの影響で86体にとどまった。

もんじゅは、原発で使った核燃料のプルトニウムなどを燃料とする高速炉の実用化のために建設された。1995年にナトリウム漏れ事故を起こし、長期間停止した。2010年に運転を再開したが、トラブルが相次ぎ、政府が16年に廃炉を決めた。

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