超低金利の行方 識者に聞く長期的視点
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世界の金利は歴史的にみればなお極めて低い水準にある。米中貿易協議の進展期待により足元で反転上昇の兆しもあるが、日本やドイツの長期金利の指標である10年物国債利回りは依然マイナス圏に沈んだままだ。欧州中央銀行(ECB)の金融緩和再開に続き、米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動くとの観測が広がる。中東の地政学的リスクも高まっており、金利がこの先も低水準にとどまるとの見方は根強い。超低金利の行方に...
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