米中、19日から次官級貿易協議 10月閣僚級へ地ならし

トランプ政権
貿易摩擦
2019/9/17 7:23
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【ワシントン=鳳山太成】米中両政府は19日から貿易問題で次官級協議をワシントンで開く。米中両政府は関税の拡大を延期するなど足元で歩み寄りの姿勢をみせているが、知的財産侵害など中国の構造改革を巡って難題が山積している。10月上旬にワシントンで開く閣僚級協議に向けて、事務レベルで地ならしを進める狙いがある。

米中両政府は10月上旬に閣僚級協議を開く(7月、上海の会合)=ロイター

全米商工会議所のドナヒュー会頭は16日の記者会見で、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と協議し、同氏が米中の貿易協定は「本物の合意でなければいけない」と述べたと明らかにした。中国の構造問題すべてに対処する構えで、事務レベルで詳細を詰められるかが焦点となる。翌週以降に、より上位の実務者で協議を開く予定もあるという。

トランプ大統領は12日、議題を絞った「暫定合意」を検討する可能性に触れた。ドナヒュー氏によると、ライトハイザー氏との協議では話題に上らなかったという。

米政権は2500億ドル(約27兆円)分の中国製品に対する制裁関税の拡大を10月15日に延期した。中国も大豆や豚肉への報復関税を取り下げた。10月の閣僚級協議を前に、互いに歩み寄って相手の出方を探っている。

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