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原油急上昇でFRB利下げ確率低下 金融市場予想

【ニューヨーク=宮本岳則】中東情勢緊迫による原油価格の急上昇で、16日の金融市場では米連邦準備理事会(FRB)の政策判断に影響が及ぶとの見方が広がった。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を0.25%引き下げる確率は63.5%となり、前週末に比べて15ポイント低下した。中長期の原油高が期待インフレ率の押し上げにつながり、政策変更を見送ると予想する投資家が増えたようだ。

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は金利先物の価格を基に、市場が予想する政策金利の見通しを算出している。17~18日開催のFOMCでFRBが金利を据え置く確率は36.5%となり、前週末比で15ポイント上昇した。中東情勢の緊迫で「原油は施設が攻撃されるリスクを意識した価格形成になる」(米ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)。原油高が続けば期待インフレ率は上昇する。FRBは金融緩和の理由の一つに低インフレを挙げていた。

もっともFRBのパウエル議長は講演などで地政学リスクが経済に与える不透明感を注視すると強調してきた。ドイツ銀行の米国担当チーフエコノミスト、マシュー・ルゼティ氏は16日、「オイルショックと地政学リスクはFRBの政策判断を利下げ方向に促す」と指摘していた。

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