韓国法相の親戚逮捕 ファンド疑惑、横領容疑 検察、全容解明急ぐ

朝鮮半島
2019/9/16 23:44
保存
共有
印刷
その他

【ソウル=共同】韓国のソウル中央地裁は16日、文在寅大統領の側近、曺国法相の親族に絡む疑惑を巡り、横領などの容疑で、曺氏の親戚である30代の男の逮捕状を発付し、検察は男を逮捕した。韓国メディアが報じた。検察が同日未明に逮捕状を請求し、中央地裁が必要性を審査、逃亡や証拠隠滅の恐れがあるなどとして発付を決めた。一連の疑惑で逮捕者が出るのは初めて。

曺国(チョ・グク)法相の親族による不透明な資金運用疑惑への捜査が広がっている=聯合・共同

男は曺氏の妻らが出資した私募ファンドの実質的所有者とされ、検察は曺氏の親族による不透明な資金運用疑惑の解明を本格化させる方針。捜査対象を別の親族らに広める可能性もある。

疑惑への批判が起きる中で曺氏を法相に起用した文政権に対し、野党のさらなる反発は必至だ。

男は私募ファンドに関する疑惑が浮上した後、海外に出国し、帰国した14日に仁川国際空港で拘束された。

曺氏の妻は、娘の進学に有利になるよう大学の表彰状を偽造したとする私文書偽造罪で既に在宅起訴されているほか、私募ファンドの資産運用にも関わった疑いがあり、検察は事情聴取の時期などを検討している。

韓国メディアによると、検察は私募ファンドが出資をした街路灯関連機器の製造会社に関し、文政権で重用されている曺氏の影響力を利用して不正に受注した疑いがあるとみている。親戚の男は海外に滞在中、製造会社の代表に資金の流れに関して口裏合わせを依頼したとも報じられている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]