米との非核化協議、数週間内に開催も 北朝鮮が談話

米朝首脳会談
朝鮮半島
2019/9/16 17:59
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【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、外務省米国担当局長名の談話を発表し、非核化を巡る米国との実務者協議が数週間内に開かれる可能性があると指摘した。協議の条件を巡っては「我々の体制安全を不安にし、発展を妨げる脅威と障害物が疑う余地もなく除去される時に、初めて非核化の論議ができる」と主張。体制保証に関する米国側の譲歩を要求した。

8月下旬に兵器の試射を視察した北朝鮮の金正恩委員長=朝鮮中央通信・共同

8月下旬に兵器の試射を視察した北朝鮮の金正恩委員長=朝鮮中央通信・共同

談話は「我々の立場は明白で不変だ」などと自らが歩み寄る考えはない点を強調。「朝米協議が機会の窓になるか、危機を促す契機となるかは米国が決定することになる」として、成否の責任は米国にあると主張した。

北朝鮮は9日に崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官が出した談話で、9月下旬ごろに米国との協議に応じる用意があると表明。米国側も12日にトランプ米大統領が、年内に金正恩(キム・ジョンウン)委員長との首脳会談を開く可能性に言及するなど交渉再開の機運が生じつつあった。

北朝鮮は一連の談話などによって一方的な主張を小出しにすることで、米国に対して交渉上優位に立とうとしているとみられる。

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