トランプ氏「臨戦態勢も」 イランをけん制

2019/9/16 16:58
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=中村亮、ドバイ=岐部秀光】トランプ米大統領は15日、サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことについて「我々は犯人を知っており、その理由もある。検証結果によっては臨戦態勢をとる」とツイッターに書き込んだ。米政府はイランが攻撃に関与したとの見方を強めており、武力による報復措置を辞さない構えを見せて同国をけん制する狙いとみられる。

トランプ米大統領はイランのロウハニ大統領との首脳会談に慎重な姿勢を示した=AP

トランプ米大統領はイランのロウハニ大統領との首脳会談に慎重な姿勢を示した=AP

トランプ氏は「サウジ側が誰の犯行とみているかの見解を待っている」とも投稿。実行犯の特定や今後の対処方針についてサウジ政府と連携していく考えを強調した。

9月下旬の国連総会に合わせて模索してきたイランのロウハニ大統領との首脳会談の開催には消極的な姿勢を示した。「偽ニュースは私が条件をつけずにイランとの会談を目指していると報じている。いつもながら不正確だ!」と主張した。

一方、イラン外務省のムサビ報道官は16日、国連総会での首脳会談について「そんな計画はないし、実現もしない」と述べた。サウジ攻撃にイランが関与したとする米国の主張については「まったく根拠がなく受け入れられない」と否定した。

攻撃を受けたサウジ国営石油会社サウジアラムコの施設では火災が鎮火したものの、被害の全容や正常化までに必要な日数は明らかにされていない。アラムコは16日中に最新情勢を発表するとしている。サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は16日、他の有力産油国や消費国の関係者と電話し状況を説明した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]