中国の工業生産、さらに減速 8月は4.4%増
投資・消費も減速

2019/9/16 11:12
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【北京=原田逸策】中国国家統計局が16日発表した2019年8月の工業生産は前年同月比4.4%増えた。伸び率は7月から0.4ポイント縮小し、リーマン・ショック直後の09年1~2月(3.8%増)以来の低水準だった。投資や消費の指標も減速した。米国との貿易戦争が激化し、経済全体に影響が及んできた。

中国の工業生産は主力の自動車が振るわない(7月、日産自動車の大連工場の製造現場)=共同

中国の工業生産は主力の自動車が振るわない(7月、日産自動車の大連工場の製造現場)=共同

主力の自動車や半導体が振るわなかった。生産全体の動向を映す発電量も前年同月比1.7%増にとどまり、低迷が続いている。粗鋼生産は同9.3%増と堅調だった。

マンションや工場の建設などを示す固定資産投資は1~8月の累計で前年同期比5.5%増えた。伸び率は1~7月から0.2ポイント縮小した。景気対策でインフラ投資の伸びは加速したものの、製造業の投資が低迷した。

スーパーや百貨店、インターネット通販などを合計した社会消費品小売総額(小売売上高)は8月に前年同月比7.5%増えた。伸び率は7月から0.1ポイント鈍った。自動車販売の不振が続いているほか、宝飾品なども低迷した。

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