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前田「V狙った」 20キロ過ぎから一人旅 MGC女子

Tokyo2020
2019/9/15 23:37
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15キロ、20キロと節目ごとに、前田がするすると前に出た。5キロごとのスペシャルドリンクが力水になったかのように。「自分でしっかり行くと決めていた。仕掛けたつもりはなく、いつのまにか後ろがいなくなっていた」

20キロ付近で鈴木亜由子(左)を引き離す前田穂南=代表撮影・共同

20キロ付近で鈴木亜由子(左)を引き離す前田穂南=代表撮影・共同

身長166センチの大きなストライドで力みのない走りに、後続は次々と脱落。20キロ過ぎからはもう一人旅だった。「優勝を狙っていた。すごいうれしい」。23歳が満面の笑みでテープを切った。

兵庫県出身。中学生の時、ロンドン五輪などに出場した尾崎好美のテレビ番組を見てマラソンを志した。名門の大阪薫英女学院高では全国高校駅伝で3年間補欠。エリートではないが、ロンドンまで4大会続けてマラソン代表を送り出した武冨監督の慧眼(けいがん)のもと、早くから視線は世界を向いていた。

「(日本選手は)外国人選手に振り回され、力を出せないことが多かった。自分のリズムで走りきろう」。質を求める監督の指導に、練習の虫の教え子は黙々とついてきたという。直前の練習消化率はほぼ100%。最後の上り坂も「クロスカントリーできつかった時を思い出した」と体をぶらすことなく走りきった。

「後半ペースアップできずに悔しい。世界でしっかり戦えるよう、金メダル目指して練習に取り組みたい」と前田。名門チームに育まれたニューヒロインは、おっとりした口ぶりの中に強い決意をにじませていた。

(鱸正人)

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