南阿蘇ルートが全線開通 熊本地震、橋の復旧完了

2019/9/14 17:44
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熊本県南阿蘇村と熊本市方面を結ぶ主要ルートで、熊本地震で橋が壊れるなどして一部で迂回を強いられていた県道熊本高森線の約10キロ区間の復旧工事が14日、全て完了し全線開通した。地震発生から3年5カ月となり、九州有数の観光地・阿蘇地域の活性化に期待が高まりそうだ。

 全線開通した熊本県道熊本高森線(14日午後、熊本県西原村)=共同

同区間は南阿蘇村と西原村にまたがる。国土交通省九州地方整備局によると、2016年4月の熊本地震で俵山トンネル(全長約2キロ)の天井の壁が壊れたり、大切畑大橋(265メートル)の橋桁がずれたりするなど、複数のトンネルや橋に被害が出た。

大規模災害復興法に基づき国が補修工事を代行し、俵山トンネルは16年12月に復旧。村道を迂回路として使いながら通行は再開したが、今年に入っても大切畑大橋など複数の橋の工事が続いていた。

西原村の大切畑大橋の近くで開かれた開通式には国や県、地元関係者など約200人が出席。蒲島郁夫知事は「スピード感を持って進めてもらった」と感謝の言葉を述べた。日置和彦村長は「全線開通を励みに復興を加速させ、全力で取り組む」と誓った。〔共同〕

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