米メディア、ウォーレン氏に高評価 民主討論会

2019/9/14 6:54
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【ヒューストン=永沢毅】米民主党が12日に開いた2020年米大統領選のテレビ討論会で、米メディアではウォーレン上院議員に高評価を与える論調が目立った。米紙ニューヨーク・タイムズは「幅広い政策に詳しく、バイデン前副大統領からの攻撃にも動じなかった」と論評した。米紙ワシントン・ポストは「厳しく追い詰められる場面が最も少なかった」と指摘した。

米メディアはウォーレン上院議員(右)への評価が高かった=ロイター

ウォーレン氏は左派の論客で、大企業への敵視姿勢や分配強化策で知られる。討論会では持論の国民皆保険について、財源の乏しさをバイデン氏から問われると「超富裕層や大企業にもっと多く払ってもらう。中間層の負担は減る」と反論した。司会者からの「中間層は増税になるのでは」との問いには「医療保険を含めた全体のコストで考えれば、家族の支払いは減る」と冷静に答えた。

バイデン氏への評価は割れた。CNNは「力強かったし、完璧ではなかったが大統領のようだった」と分析した。一方でバイデン氏は討論会の後半、上院議員時代にイラク戦争に賛成票を投じたことを「そうすべきではなかった」などと釈明に追われる場面もあり、「討論会が進むにつれ、安定さがなくなった」(政治専門サイトのポリティコ)との指摘もあった。

ウォーレン氏は世論調査で3位につけ、首位のバイデン氏や2位のサンダース上院議員を追っている。12日の討論会は7月末以来3回目の開催。民主はさらに9回を予定している。

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