米WeWork、上場先はナスダックに 目論見書を提出

2019/9/14 4:43
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【ニューヨーク=大島有美子】シェアオフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーは13日、上場する取引所を米ナスダックとする目論見書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。新規株式公開(IPO)の準備が大詰めを迎え、市場では9月下旬にも上場するとの見方が強い。企業統治や事業の将来性への懸念から企業価値は当初想定の3割程度と大きく目減りしそうだ。

世界の大都市でシェアオフィス「ウィーワーク」を展開(ニューヨーク)

ソフトバンクグループは傘下のファンドを通じてウィーに累計で100億ドル(約1兆800億円)超を出資している。

複数の米メディアは13日、ウィーの上場時の想定時価総額が150億ドル程度になりそうだと報じた。1月の資金調達時の想定(470億ドル)を7割下回る。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは13日、ソフトバンクグループがウィーのIPOに際して最低でも7億5千万ドル分のウィー株を購入する計画だと報じた。投資家の需要が伸び悩んでいるのを補う目的だという。

目論見書では、上場に向けて企業統治の改善策も列挙した。これまで共同創業者で最高経営責任者(CEO)のアダム・ニューマン氏には議決権が通常の20倍という特殊な種類株を割り当てる計画だったが、10倍に半減させて経営への影響力を弱める。年内に筆頭の独立取締役も任命する。

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