「政策通を使って」 内閣改造で石破氏
自民党の石破茂元幹事長は13日のBS朝日番組収録で、石破派の閣僚ゼロに終わった内閣改造に関し「わがグループは政策に精通した人が多い。そういう人を使うのは国家、国民のためだと思う」と語った。
他の主な「ポスト安倍」候補が要職に就いた人事について「後継者は安倍晋三首相の意向一つで決まるのではない。党員、国会議員がどう思うかだ」と述べ、「石破外し」との見方を否定した。
首相が意欲を示す憲法改正を巡っては、少子高齢化への対応を挙げ「9条に自衛隊を書くことに政治エネルギーを使う状況なのか」と指摘。首相が提起し、自衛隊の位置付けは変わらないとする9条改憲に疑問を呈した。
〔共同〕