日本IBMの新型汎用機、データ保護機能を強化

2019/9/13 20:33
保存
共有
印刷
その他

日本IBMは13日、企業の基幹業務で使うメインフレーム(汎用機)の新製品発表会を開いた。機密データの漏洩(ろうえい)を防ぐセキュリティー機能を強化し、自社所有のシステムとクラウドを使い分ける「ハイブリッドクラウド」の導入を検討する企業に売り込む。

登壇した日本IBM社長の山口明夫氏(13日、東京都中央区)

日本IBMのメインフレーム新型機「z15」

同社のメインフレーム「zシリーズ」は、システムが扱うすべてのデータを暗号化する機能を備える。新型の「z15」はこれに加えて、暗号化したデータの保有・共有を制御する機能を搭載した。z15内だけでなく、外部のシステムやクラウドにコピーしたデータも保護できる。あらかじめ指定した人だけがデータを復号化して利用できるため、取引先などにデータを渡す際の情報漏洩の防止につなげられるという。

こうした特徴をハイブリッドクラウド環境に対応した基幹システムへの移行を検討している企業に売り込む。都内で会見した日本IBM社長の山口明夫氏は「GDPR(一般データ保護規則)などへの対応に向けてデータプライバシーの必要性が増している。今回のようなデータ保護機能の需要はさらに高まるとみている」と語った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]