ワールドなど、埼玉に新業態 新品衣料 最大7割安

2019/9/13 20:24
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ワールドと大手コンサルティング会社のゴードン・ブラザーズ・ジャパン(東京・千代田)は14日、「オフプライスストア」と呼ばれる新業態店をさいたま市に開業する。様々なブランドの新品の衣料品や雑貨を常時、低価格で販売するのが特徴で、アパレル業界の構造問題とされる余剰在庫の廃棄ロスを減らす一手として期待をかける。

新品の洋服や雑貨を定価の5~7割安で販売する(&Bridgeの店内)

名称は「&Bridge(アンドブリッジ)」。ゴードンの国内の商品調達ネットワークを生かし、百貨店やセレクトショップなどで扱う約60ブランドの衣料品や雑貨を用意する。ワールドと他社の商品を合わせて売る。定価の5~7割安で販売し、アウトレットより割安という。客単価は5千~6千円を想定。1号店の売上高は年間3億円を見込む。

オフプライスストアは特定のブランドやメーカーに限らず、売れ残りの衣料品などを仕入れて安価に販売する小売店。米国で先行して拡大した。「TJマックス」などを運営する最大手TJXの売上高は4兆円を超え、店舗数も4300店を上回り成長を続けている。

米アマゾン・ドット・コムを中心とする新興ネット勢の台頭で、老舗百貨店や大型モールの撤退が相次ぐ中、オフプライスストアの出店の勢いは続いている。ワールドは衣料品メーカーだが成長性の高い小売り業態とみて参入する。

1つの店で様々なブランドを選べ消費者の選択肢は増えるが、企業側の課題は少なくない。百貨店など既存店舗とのカニバリ(共食い)も懸念され、ブランドイメージの維持も欠かせない。

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