不自由展再開の仮処分申請 実行委「作家の利益侵害」

2019/9/13 19:14
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愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展の実行委員会は13日、展示再開を求める仮処分を名古屋地裁に申し立てた。理由として、中止は「出展した作家の人格的利益の侵害」に当たると主張した。

申し立てでは、国民の芸術活動を後押しする文化芸術基本法などに基づき「芸術祭の実行委は作品が表現している思想信条やそれに伴う脅迫行為の恐れによらず、公正に作品を取り扱う義務を負う」としている。

申し立て後、不自由展の実行委メンバーらは名古屋市内で記者会見し「芸術祭実行委に誠実に協議に応じてほしいというのが第一。どうしたら再開できるか共に考えて解決の道を探りたい」と話した。

不自由展は脅迫やテロ予告ともとれる電話やメールが相次ぎ、8月1日の開幕から3日で中止になった。不自由展の実行委は、芸術祭実行委会長の大村秀章知事宛てに公開質問状を提出するなど、展示再開を繰り返し求めていた。〔共同〕

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