経産相「廃炉は最重要課題の一つ」 福島県知事と面談

2019/9/13 19:00
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菅原一秀経済産業相は13日、就任後初めて福島県を訪問した。県庁で内堀雅雄知事と面会した菅原氏は「(原子力発電所の)廃炉と汚染水処理は経産省にとって最重要課題の一つ」とした上で、「福島の役に立てるよう頑張る」と話した。内堀氏は東京電力・福島第1、第2原発の計10基の廃炉について「安全、確実に進めることが何より重要だ」と話した。

福島県知事と面会する菅原一秀経済産業相(13日、福島市)

菅原氏は過去に脱原発を訴えたことで知られる。面会後の記者団の取材では、2011年の東日本大震災直後に現地入りした経緯にふれ、「原発の恐ろしさを肌で感じた」と強調。「原発を低減させるのは政府の一致した基本方針」とする一方、「国民の生活をまわすエネルギーを供給する責任もある」と述べた。

原田義昭前環境相が「海洋放出しかない」と発言した処理水をめぐっては、「所管は経産省。責任をもってやっていく」とし、「エキスパートによる検討を重ねながら今後、決めていく」と述べるにとどめた。

県知事との面会や記者団の取材では、菅原氏が20年東京五輪・パラリンピックの競技会場を誤る場面があった。会場は福島市の県営あづま球場だが、菅原氏はJヴィレッジと誤って発言した。経産省は「おわびして訂正する」との発表文を出した。

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