タイの衣料品通販ポメロ、56億円調達 AIなど開発

アジアBiz
2019/9/12 22:23
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【バンコク=岸本まりみ】衣料品通販サイトを運営するタイのスタートアップ、ポメロファッションは12日、タイ小売最大手セントラル・グループや香港のベンチャーキャピタル(VC)などから計5200万ドル(約56億円)を調達したと発表した。調達資金はアジアでの事業拡大のほか、ビッグデータや人工知能(AI)などの技術開発に充てる見込みだ。

通販サイトで買ったポメロの服は提携先の店舗で試着できる(バンコク)=小高顕撮影

ポメロによると、スタートアップが事業成長を拡大させる段階である「シリーズC」での資金調達は、タイの既存のスタートアップでは珍しいという。

ポメロの共同創業者の1人であるケイシー・リアン氏は「ビッグデータやAIを使ったデザインや価格設定、顧客一人ひとりに合わせたネット通販を見据えている」と語った。

同社はこれまでに中国ネット通販大手の京東集団(JDドットコム)や衣料品通販サイト大手ZOZO系の投資会社からも出資を受けており、今回と合わせた調達総額は8300万ドルに到達したという。

ポメロは2013年に設立したタイのスタートアップ。東南アジアを中心に、SPA(製造小売り)型ビジネスを展開する。自社の通販サイトを主な販路とする。タイとシンガポールでは実店舗も構え、通販サイトの利用者が実際に服を試着してから購入するかどうかを決められる仕組みを整えている。

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