チャーター便で誘客 明神館、SKYTREKと連携

2019/9/12 20:31
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宿泊・飲食業の明神館(長野県松本市)は12日、SKYTREK(東京・港区)が手がける小型航空機のチャーター便サービスを活用する新事業を発表した。首都圏の空港などと信州まつもと空港(同市)とを結んで宿泊客らを送迎する旅行商品を販売する。短時間で行き来できる利点をいかし、インバウンド(訪日外国人)の富裕層需要を開拓する。

明神館が航空機チャーターサービスを活用し松本市へ誘客する

小型機チャーター便の運航事業について記者会見する明神館の斉藤忠政社長(右)

同日、信州まつもと空港でSKYTREKのチャーター機を公開した。最大の定員は6人。明神館は13日に搭乗体験飛行を実施するほか、明神館の旅館・ホテルの宿泊と組み合わせた本格的な旅行商品の販売を始める予定。運航料金はルート別となる。

成田空港から明神館が経営する「扉温泉 明神館」(松本市)まで自動車で約4時間30分、電車では約5時間の移動時間がかかる。空路を利用すれば約2時間に短縮できるという。

明神館は「欧米ではチャーター機は空のインフラとして普及している。長野エリアではインフラとしてだけでなく、閑散期の冬季における北アルプスの遊覧などでも誘客できると期待している」と説明しており、宿泊客向けの遊覧体験サービスも検討する。関東圏からは富士山を眼下に望む飛行ルートの設定も可能という。

明神館の「扉温泉 明神館」は、「和のリゾート」として高級感をPRしている。

5月には客室を大幅に改装し、寝転んで森の風景を楽しめる新タイプの露天風呂付きベッドルームを設けるなどの設備投資を実施した。今回のチャーター機を活用してプライベート感覚を重視する富裕層向けのサービスを充実させる。

一方、SKYTREKは「アクセス手段の多様化、地域観光コンテンツ造成に携わることができ大変うれしく思う」と話している。

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