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神戸市、須磨水族園を民営化 24年春に改装開業

神戸市の須磨海浜水族園が民営化し、2024年春に西日本最大級の水量を誇る施設に改装開業することが決まった。市は12日、水族園と周辺の公園の再整備を任せる事業者として、サンケイビル(東京・千代田)を代表とする企業グループを優先交渉権者に選んだ。提案では公園内にホテルやレストランの新設を計画し、「海浜リゾートパーク」を目指す。

企業グループはJR西日本不動産開発(大阪市)、竹中工務店、阪神電気鉄道などで構成する。市は21年ごろから30年間、公園一帯の運営を任せる予定だ。

水族園は21年4月から解体に着手し、23年5月に完全に閉まる見込み。新しい施設は総水量は従来の5倍となる約1万4千トンで、大阪市の水族館「海遊館」を上回る規模となる。西日本唯一となるシャチの展示やショーも計画する。

周辺にキャンプ体験ができる施設やカフェ、レストランを新設する。ホテルは24年3月の開業を目指す。7階建て80室で、全室が海を見渡せる南向きとした。一連の投資額は370億円。

現在の須磨海浜水族園は1987年に開業。「スマスイ」の愛称で親しまれてきたが、30年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいた。年館来場者は18年度実績の約2倍となる200万人を目指す。

市の担当者は「市街地だけでなく市西部でも観光拠点が充実すれば、課題だった滞在型観光の推進につながる」と期待した。

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