個別会談をネット中継 小池氏、都内の全首長を呼ぶ 杉並区長は不参加

2019/9/12 19:23
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小池氏は都内の全首長と個別に会談する(12日、都内で)

小池氏は都内の全首長と個別に会談する(12日、都内で)

東京都は12日、小池百合子知事が9~10月にかけて都内の全区市町村長と個別会談すると正式発表した。現在、都は2030年までの長期戦略を策定しており、首長から要望を聴取し、戦略に反映させる。会談は都のホームページ上で中継する予定。政策目的とは別に、20年夏に予定する都知事選に向けて知事が首長との関係強化を図る狙いもありそうだ。

個別会談は都内の全首長に呼び掛け、都庁会議室で実施する。1人当たり約20分を想定する。9月19日から10月21日まで不定期で開き、都側は小池氏のほか副知事、関係局長が参加する。

23区は杉並区の田中良区長を除く22区長が会談する見通し。田中氏は不参加の理由について、日本経済新聞の取材に「政治パフォーマンスに利用されるつもりはない。これまでいくつかの政策課題で小池知事に説明を求めたが、まともな返事は一切なかった」と答えた。元都議会議長の田中氏はこれまでも受動喫煙対策や市場移転問題などで小池氏の姿勢に異議を唱えてきた。

多摩地域の26市は全市長が出席する見通し。町村は村長選を控える新島村と御蔵島村を除き、11町村長が参加する予定。

知事と区市町村長が政策テーマごとに意見交換するケースは多いものの、一斉に個別会談するケースは極めて異例だ。会談では、長期戦略や都の20年度予算案への各自治体の要望が主な議題となる見通し。ただ、小池氏は次期都知事選への再選出馬について明言していないものの、再選出馬を見据えた首長との関係構築の場としたい考えとみられる。

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