2019年9月16日(月)

auも端末半額プラン、通信料金はほぼ据え置き

携帯料金見直し
ネット・IT
モバイル・5G
2019/9/12 18:52
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au新サービス発表会で写真に納まるKDDIの東海林取締役(12日、東京都千代田区)

au新サービス発表会で写真に納まるKDDIの東海林取締役(12日、東京都千代田区)

KDDI(au)は12日、10月1日からの携帯新ルールに対応した料金プランを発表した。通信契約とひも付かない端末販売単体プランを新たに用意した。通信とセットの場合、端末割引を最大2万円とする新ルールの適用を回避し、最大で端末代を半額値引きとする。同様のプランはソフトバンクも13日から提供開始する。各社の駆け引きが激しくなってきた。

「端末代を最大半額とするプランを引き続き提供したい。これまでとの大きな違いは他社の契約者でも利用可能にした点だ」。12日に都内で会見したKDDIの東海林崇取締役は10月1日から新たに提供を始める端末販売のプランについてこう語った。

端末を48回の分割払いとし、2年後に端末を返却し新機種に買い替えた場合、最大24回分の端末代金の支払いを免除する。これまでもほぼ同様のプランを提供してきたが、今回の新プランではKDDIの回線契約がなくても割引をする。他社の契約者でも利用可能とすることで、端末割引を最大2万円とする新ルールの制限を回避した。

同様の施策はソフトバンクも9日に発表済み。ただしソフトバンクの施策に対しては、総務省の有識者会議で「法改正の趣旨に反している」といった批判が相次いでいる。端末単体の割引で、NTTドコモなど他社の契約者でも利用できるとしながら、実際は購入から100日間はソフトバンクの契約でしか使えないSIMロックがかかるからだ。KDDIが発表した端末販売プランも同様に100日間のSIMロックがかけられ、当初はKDDIの回線契約でしか使えない。

総務省は「課題が浮き彫りになった」とし、他の携帯大手の契約者に端末を売る場合は「SIMロック」の即日解除を求めるなど指針改正を進める考えを示している。東海林取締役は「今後、指針の見直しがあれば、適切に応じていく」と話した。

総務省が10月1日から携帯各社に求める、途中解約の違約金を上限1000円とする新ルールに対応した通信プランも発表した。すでに提供中の通信プランの料金水準をほぼ据え置き、2年契約途中で解約した場合の9500円の違約金を1000円に引き下げた。2年利用を条件とする「2年縛り」は残した形であり、2年縛りを撤廃し、違約金もなくしたソフトバンクと方針が分かれた形だ。

(堀越功)

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