コカBJHが社債1500億円 生産ラインを新設

2019/9/12 20:30
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コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスは12日、総額1500億円の無担保社債を発行すると発表した。ボトラー(瓶詰会社)再編による経営統合で発足した2017年以来、初の社債発行となる。調達した資金は社債の償還やミネラルウオーターの生産ラインの新設などに使う。

発行するのは5年債が400億円、7年債が600億円、10年債が500億円になる。利率は0.1~0.27%。格付投資情報センター(R&I)からシングルAプラスの格付けを取得した。

同社は「調達コストが下がっており、資金調達の手段を多様化させたい」と狙いを説明する。直近では統合前のコカ・コーライーストジャパンが15年に160億円の社債を発行している。

金融機関からの短期借り入れの返済や社債の償還に1040億円を充てる。残りは製造能力の増強や物流拠点の建設などに使う。ミネラルウオーターを製造する山梨県の工場に新たな生産ラインを設けるほか、京都の工場ではお茶やスポーツ系飲料のラインを作る。西日本豪雨で被災した広島県の工場では最寄りに新たな工場を設ける。

コカBJHは8月、24年12月期までの中期経営計画を発表した。商品企画を担う日本コカ・コーラとの連携を強調しており、10月には九州で試験販売していた缶酎ハイ「檸檬堂」の全国販売を計画している。

足元の業績は苦戦する。稼ぎ頭の自販機や小売店での販売不振で、8月には19年12月期の連結最終損益(国際会計基準)が567億円の赤字(前期は101億円の黒字)になる見通しだと発表した。業績予想の下方修正は今期2回目となる。

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