共英製鋼、原料値下げでも据え置き 10月鉄筋価格

2019/9/12 17:23
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共英製鋼は12日、鉄筋に使う異形棒鋼の10月の販売価格を据え置くと発表した。据え置きは6カ月連続。主原料の鉄スクラップの価格が下がっているが、秋以降にマンション向けなどで新規受注が増えると判断した。ただこれまで原料や資材の高騰を理由に値上げしてきただけに、下げ局面での据え置きは商社や建設会社に受け入れられるか不透明だ。

異形棒鋼は橋やマンションなどに使う

異形棒鋼は表面に凹凸がついた棒状の鋼材で、鉄筋コンクリートの芯としてマンションや橋などに使う。主原料の鉄スクラップは海外での建材需要の減少で値下がりしているほか、副資材の黒鉛電極や合金鉄などの高騰も一服している。現在は需要の端境期にあり、共英製鋼の5~8月の新規受注量は2割減った。

共英製鋼は国内シェア約2割を占める最大手。今回の価格は通常より2週間前倒しで発表しており、競合の値下げをけん制したい狙いもある。

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