ストライプ、大分・金沢の百貨店に通販サイト提供

2019/9/12 16:51
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衣料品のストライプインターナショナル(岡山市)は12日、子会社が運営する電子商取引(EC)サイトに地方百貨店が参画すると発表した。サイトのデザインを百貨店専用にそれぞれ変更し、提供する。ストライプがサイト内の品ぞろえや顧客への配送を請け負う。

共同で記者会見するストライプの石川康晴社長(左)とトキハの植山浩文社長

老舗百貨店のトキハ(大分市)と大和(金沢市)が参画する。

ストライプの子会社が運営するネット通販モール「ストライプデパートメント」は百貨店ブランドの衣料品や化粧品などを扱い、2018年度の商品取扱高は2億7000万円という。従来、地方百貨店では地場の食品など限られた商品のみを自社のECサイトで販売しているが、今回の提携で取扱商品数を拡大を狙う。

ストライプ側は、通販サイトを各百貨店の専用デザインに変えて提供する。品ぞろえはストライプデパートメントが持つ約1000の百貨店向けブランドの衣料品などを並べる。ストライプで取り扱いのない百貨店で扱うブランドもサイト内で購入できるようにする。

物流や倉庫の利用もストライプ側が提供する。百貨店がストライプ側に支払う投資コストはなく、サイト内で売り上げの3%が百貨店側に手数料として支払われる。百貨店の実店舗で利用できるポイントカードにサイト内で購入した商品のポイントも付けられるようにして、他のECサイトと差異化をはかる。

ストライプ側は地方百貨店の実店舗で買い物をする顧客の獲得を狙う。インターネット上で広告を打ち出し、会員を集めてきたが、百貨店の実店舗で買い物をするような顧客を獲得できなかった。会員数は8月末時点で10万8000人だが、提携で年間2000人程度の増加を見込む。

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