5Gファーウェイ採用「近く決断」、英国防相

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2019/9/12 2:42
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【ロンドン=佐竹実】英国のウォレス国防相は11日、次世代通信規格「5G」の通信設備に中国の華為技術(ファーウェイ)製品の使用を認めるかどうかについて「政府はまもなく決断する」と述べた。ロイター通信が報じた。米国は安全保障上の理由で5Gから同社製品を排除するよう同盟国に求めているが、英国は明確な判断を示していなかった。

英国のウォレス国防相(中)は、ファーウェイの採用について「まもなく決断する」と述べた=ロイター

ウォレス国防相はファーウェイ製品使用の是非に関して「国内の機密情報は何者の侵入も許さない」とした上で、「技術的には、セキュリティーのリスクを和らげられる分野もある」と述べた。

英国では、5Gの商用化がすでに始まっている。携帯会社は基地局など通信網の一部にファーウェイ製品を使用している。仮に政府が米国の求めに応じて完全に排除する方針を決めれば、交換のために多大なコストがかかることもあり、携帯会社は排除に否定的だ。

英メディアは4月、英政府がファーウェイ参入を限定的に認めると報じた。通信網の中核部分からは排除するが、携帯電話端末と電波をやりとりするアンテナなどについては認めるとみられていた。だが、完全排除を求める米政府はこれに反対の立場だ。欧州連合(EU)離脱を巡る政治の混乱もあり、英国の正式な判断は遅れている。

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