「米関税遠のいた」メキシコ大統領、移民対策で成果

2019/9/12 2:14
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのロペスオブラドール大統領は11日朝の定例会見で、不法移民対策を巡る米国との会合を受けて「関税の危機や脅威は遠のいた」と話した。不法移民対策の成果が認められたとの考えを示した。同時にカナダを含めた3カ国の関係強化のためにも北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定の早期批准を求めた。

米との国境近辺を警備するメキシコの国家警備隊の隊員(メキシコ北部シウダフアレス)=ロイター

ロペスオブラドール氏は「両国の会合では、メキシコ側の(不法移民対策実施という)約束が十分に果たされたと認識された」と話した。米側が関税発動を持ち出した6月の会合と比較して「前回は非常に厳しい姿勢だったが、今回は友好的な雰囲気だった」とした。トランプ米大統領に対しても「敬意を持った対応してもらい感謝したい」と述べた。

会見ではカナダを含めた北米3カ国の発展や関係強化のために新通商協定、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の早期批准が必要だと改めて訴えた。すでにメキシコは批准に向けて議会の承認を得ているが、今後の選挙日程も絡んで、米とカナダでは作業が遅れている。

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