2019年9月21日(土)

トランプ氏、対タリバンで「前例のない猛攻撃した」

トランプ政権
南西ア・オセアニア
北米
2019/9/12 0:49
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【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は11日、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンに対して「最近4日間で前例のない激しい攻撃を仕掛けた。今後も続く」と主張した。トランプ氏はタリバンが米兵らを襲撃したことを理由に和平協議を中止しており、米軍が反転攻勢に出た可能性がある。

11日、トランプ米大統領は同時多発テロから18年の記念式典で演説した(国防総省)=AP

国防総省で開いた2001年の同時多発テロから18年の記念式典で語った。トランプ氏は「何かしらの理由でタリバンが米国に戻ってくればどこまでも追跡し、これまで見たこともない力を使う」と強調。「米軍の圧倒的な技術や力に対抗できる敵はいない」と指摘し、タリバンを強くけん制した。

ロイター通信によると、米軍でアフガンを管轄するマッケンジー司令官が9日、タリバンに対する軍事作戦を強化する考えを表明していた。トランプ氏は攻勢を強めて、タリバンとの将来の和平協議に向けた交渉力を高める狙いがありそうだ。一方でアフガン駐留の米軍縮小も模索する。

トランプ氏の発言はタリバンに弱腰との批判をかわす思惑もありそうだ。9月上旬にはタリバンを大統領山荘キャンプデービッドに招いて和平協議を計画。同山荘は同時多発テロを起こした国際テロ組織アルカイダをかくまったタリバンに対する軍事作戦を立案した場所とされる。与党・共和党からも会談場所として不適切だとの批判が噴出していた。

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