水素開発、重点3分野を策定 官民会議、電池の低コスト化など

2019/9/11 22:16
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官民の有識者会議「水素・燃料電池戦略協議会」は11日、水素技術の普及に向けた技術戦略を議論し、研究開発における重点3分野をまとめた。燃料電池を重点分野の1つに掲げ、低コスト化や乗用車以外での活用に必要な開発を進めるとした。本格的な普及に向けて具体的な課題を明らかにし、投資や研究開発を集中させる。

官民の有識者会議は水素を巡る技術戦略で燃料電池や水素ステーションを重点分野に挙げた

3つの重点分野には燃料電池のほか、水素ステーションや輸送技術などのサプライチェーン、水素製造に必要な水電解技術をあげた。燃料電池では具体的に、価格の高いプラチナ(白金)以外の素材を使った電池の開発を掲げた。近く戦略を策定し公表する予定だ。

同会議は3月に水素普及に向けた工程表をまとめている。水素ステーションを2020年までに無人で運用できるようにするほか、燃料電池車(FCV)の価格を大幅に値下げする目標も掲げた。今回は達成に必要な技術項目を特定する狙いから議論した。

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は25日、水素技術への関心の高い国の閣僚らが集まる「水素閣僚会議」を開く。初開催となった前回に続き都内で開く予定。日本の技術開発の具体的な方向性を示して、連携を探る狙いもある。

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