2019年9月18日(水)

中国、潤滑油など16品目を除外 対米関税

米中衝突
貿易摩擦
中国・台湾
2019/9/11 19:33
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【北京=原田逸策】中国国務院(政府)は11日、追加関税をかける米国製品の対象から、潤滑油や医療用のレーザー加速器など16品目を除外すると発表した。これまでに追加関税を発動した米国製品約8千品目の0.2%にとどまり、輸入額も小規模とみられる。米が輸入拡大を求める大豆など農産品は除外されておらず、米の理解が得られるかは微妙だ。

5月に新設した追加関税の除外制度を初めて適用した。国内企業の申請に基づき、米国以外からの調達が難しいと判断した。17日から1年間、追加関税の対象から外す。

米中両政府は10月初めにワシントンで閣僚級協議を開く予定で、協議に向け柔軟な姿勢を印象づける狙いがありそうだ。

16品目は2018年7~8月に25%の追加関税をかけた。うち魚粉や小エビ、潤滑剤など12品目は追加関税の対象から外すだけでなく、輸入業者がこれまでに払った追加関税を返金する。乳清など残りの4品目は返金しない。

閣僚協議再開に向け、中国は柔軟な姿勢をアピールしている。10日には外国投資家が中国の株式や債券に投資する場合の限度額をなくすと国家外貨管理局が発表した。また同日、香港紙のサウスチャイナ・モーニング・ポストは「中国が米国産農産品の購入拡大を提案」とする記事を流した。10月1日の建国70周年を前に貿易摩擦の激化を警戒しているようだ。

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