福島県、ドイツ・スペインの2州と風力発電振興で連携

大震災8年
2019/9/11 15:05
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福島県は風力発電の産業振興に向け、先進地であるドイツ・ハンブルク州やスペイン・バスク州との連携を強化する。内堀雅雄知事が10月6~12日に両州を訪れ、それぞれの州首相と会談。再生可能エネルギー分野での連携覚書を締結する。人的交流や企業間の共同研究などにつなげる。

県内では阿武隈山地で最大出力約350メガワットの風力発電事業が計画されているなど、複数の大型風力発電プロジェクトが進んでいる。今後は同事業での保守管理などで県内企業の技術力を高め、事業を円滑に進めるため、風力発電の産業集積地である両州との連携を強める。

県は両州の企業が持つ技術や知見を取り入れ、県内企業の技術力向上につなげるほか、風力発電分野への参入を目指す県内企業を支援する。技術者らが両州で学んだり、部品製造の共同研究を行ったりすることを想定する。内堀知事は訪問先で、県の復興の現状なども広く発信する予定だ。

再生可能エネルギーを巡っては東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所事故からの産業復興を目指し、県は2014年にドイツのノルトライン・ウェストファーレン州とも覚書を締結。現地企業と県内企業の交流や情報交換などが活発になっている。

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