日産、再び失った市場の信認 険しい再建の道
日産 苦悩のリセット(下)

2019/9/12 12:00
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日本経済新聞 電子版
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日産自動車の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の不正報酬受領を受け、資本市場に動揺が広がっている。投資家は日産の3年ぶりの社債発行の延期に失望。「市場の番人」である東京証券取引所は不正の連鎖断ち切りを求める。日産は10月末にも次期CEOを決める。経営の混乱に終止符を打たなければ、大転換期の競争のスタート地点にすら立てない。

【前回記事】日産「密室経営」10カ月 孤立した西川社長

「経営者の不正はもうないと信じていたが、裏切られた」。5日、証券会社から「日産自動車が社債発行を延期する」との連絡を受けた国内運用会社の債券担当のファンドマネジャーは失望を隠さなかった。

日産は前日に西川氏の報酬不正受領に関する社内調査が報じられ、3年ぶりとなる社債市場復帰を断念せざるを得なかった。事実を明らかにしないまま社債を発行し、…

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