2019年9月16日(月)

日本損保協、タイ同業の発展支援 リスク管理研修

金融機関
東南アジア
アジアBiz
2019/9/11 11:48
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【バンコク=村松洋兵】日本損害保険協会は10、11の両日、タイのバンコクで現地の損保関係者向けのセミナーを開いた。日本の損保業界が持つリスク管理や顧客サービスのノウハウを講義した。タイは日本との関わりが深く、多数の日系企業が進出している。タイの損保業界の発展を支援し、ビジネス環境の改善につなげる狙いだ。

10日、タイ・バンコクで記者会見する日本損保協会の伊東祐次常務理事(右)とタイ損保協会のアノン会長

タイの損保会社、監督官庁、関係団体から約100人が参加した。日本の損保各社や金融庁の担当者が講師となり、日本で導入している業界横断の情報交換システムや消費者向けサービスを講義した。

タイの損保は保険料収入に占める自動車保険の割合が大きく、全体の約6割に達する。1年間に契約者の約5割が事故を起こして保険金を請求している。その上新規参入が相次ぎ、損保各社の収支は悪化しているという。セミナーでは保険金を適正に支払うための損害調査のノウハウも伝えた。

10日に記者会見した日本損保協会の伊東祐次常務理事は「経済発展のインフラとなる損保の質の向上に協力したい」と述べた。タイ損保協会のアノン会長は「災害・事故のリスク管理やデジタル化への対応を日本から学びたい」と語った。

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