/

首をふったりおやつをあげたり ペットの遊び相手ロボ

NIKKEI STYLE

注目の新製品や新サービスをピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、バレム・ジャパンのペット用ロボット「VARRAM PET FITNESS」だ。

◇  ◇  ◇

バレム・ジャパン「VARRAM PET FITNESS」 
●実勢価格/1万6800円(税別) 
●サイズ・重さ/幅16.5×高さ10.3×奥行き12.6cm・500g 
●持続時間/連続自立走行4時間以上、待機モード4日 
●材質/プラスチック、シリコーン 
●発売日/8月5日 

飼い主の留守中にペットの遊び相手になる。愛犬家から支持を集め、クラウドファンディングサイト「マクアケ」での調達額が目標の約28倍に達した、新機軸のロボット家電「VARRAM PET FITNESS」(バレム・ジャパン)の一般発売が始まった。

ブルートゥースで本体とスマホを接続し、専用アプリで操作する仕組み。作動時間などをアプリでセットしておくと、本体が自動で起動。回転したり、左右に首を振ったりして、ペットの遊び相手になる。

セットしたボーロなどが本体から飛び出し、おやつを与えられる機能は、時間や量の調節まで可能。ロボット掃除機のように障害物を避けたり、ペットの活動量を計測し、どれだけ遊んだかを確認できる機能も備える。手動操作にすると、ラジコンのように本体を動かせる他、タップ一つで180度回転など16以上の動きをする。

5歳の小型犬で試してみたところ、最初は怖がり、おやつが出ても近付かなかった。ペットの性格次第だろうが、まずは好物で釣るなどして、時間をかけて慣れさせる必要がありそうだ。

本体の突起や充電プラグはカバーで隠され、ペットがけがをしないよう工夫する。猫にも対応し、ネコジャラシを模した後付けスティックを別売りする。今後は犬種や猫種ごとにデータを蓄積し、健康管理に役立てられるサービスの導入も検討しているという。

ヒット予報
 ペット用の見守りカメラはよくあるが、遊び相手になるロボットは新機軸。一人暮らしでペットを飼う人を中心にニーズがありそう。健康サポート機能の追加も検討しており、人気がじわじわ広がる可能性はある。

[日経トレンディ2019年10月号の記事を再構成]

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません