金正恩氏「超大型ロケット砲」視察 連射実験も示唆

北朝鮮
2019/9/11 9:08
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【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央通信は11日、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が10日に「超大型ロケット砲」の試射を視察したと伝えた。10日朝に発射した2発の飛翔(ひしょう)体を指すとみられる。金正恩氏は飛行軌道の特性や誘導機能が検証されたと指摘し「今後はロケット砲の威力の特徴である連射実験だけをすればよい」と語った。

10日に発射した「超大型ロケット砲」を視察した金正恩氏=朝鮮中央通信・ロイター

韓国軍によると北朝鮮は10日午前7時ごろ、平安南道の价川(ケチョン)付近から東方向に2発の飛翔体を発射した。北朝鮮は8月24日に発射した飛翔体も「超大型ロケット砲」だったと報じており、今回と同じ兵器とみられる。

北朝鮮は7月下旬以降、米韓合同軍事演習への反発を理由に8回にわたり短距離弾道ミサイルなどを発射し、新型兵器の開発を急いでいる。朝鮮中央通信によると金正恩氏は10日の視察で「超大型ロケット砲をはじめとする戦術誘導兵器の生産を最大に引き上げる課題と方策」を指示した。誘導装置を備える新型兵器は低高度を飛び、迎撃が難しい。

視察には金正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長も同行した。11日の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、移動式発射台から飛翔体を打ち上げる複数の写真を掲載した。

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