2019年9月23日(月)

メキシコ、不法移民の追加対策を拒否 米政府と会合

トランプ政権
北米
中南米
2019/9/11 7:43
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【メキシコシティ=丸山修一】メキシコのエブラルド外相は10日、ワシントンでペンス米副大統領らと不法移民問題について会合を開いた。会合でエブラルド氏は、治安部隊を動員した不法移民対策の効果が出ていると主張し、米側が求める追加対策を拒否する姿勢を示したという。移民対策を巡る関税発動については話題に上らなかったとしている。

中米グアテマラとの国境付近を警備するメキシコの治安部隊(メキシコ南東部シウダイダルゴ)=ロイター

今回の会合は6月7日に、メキシコが米からの関税発動の無期延期と引き換えに約束した不法移民対策の効果について、両国が90日間で検証するとしていた合意に基づいて開かれた。会合後の記者会見でエブラルド氏は「メキシコの対策は効果が出ており、不法移民の減少傾向は今後も続く」と話した。

米側の声明によると、ペンス氏もメキシコの対策に一定の評価を示したが「不法移民流入防止のためにやるべきことが残っている」と指摘した。米側はメキシコに対し、新たに米に難民申請を希望する移民の手続き実施国になるように求めているが、エブラルド氏は「現時点で可能な手段ではない」などと説明して、要請を拒否する姿勢を示したという。

エブラルド氏によると会合では不法移民対策に関連した関税発動については話題に上らなかったとしている。メキシコは米に対して、犯罪の温床になっている米からメキシコへの不正な武器の流入を止めるように求めたという。

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