2019年9月21日(土)

サッカー

細心の入り…そして連動 W杯予選、日本好スタート

2019/9/11 1:23
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開始から10分すぎまでは、後ろから早め早めのロングボールを放り込んだ。ピッチ状態、ボールの転がり方、どのくらいまでリスクを排したプレーをすべきか。石橋をたたくような細心さで全体を見極めているようだった。

日本、白星スタート

安全運転で状況を見定めて以降は、長短のパスによるいつもの攻めへスピードアップ。中島は奔放に内へ内へドリブルし、ガラ空きになった左サイドを長友が突く。MF橋本の思い切りのいい縦へのくさびのパスを大迫がピタリと手なずけ、シュートにつなげる。「全員が連動し、やりやすく、チャンスもつくれた」と中島はいう。

ミャンマー戦の前半、先制ゴールを決める中島(左)=共同

ミャンマー戦の前半、先制ゴールを決める中島(左)=共同

相手のカウンターを奪い返し、返す刀で左から切れ込んだ中島が流れのままに打ったシュートが先制点となった。10分後には、右にいるはずの堂安はいつの間にか左までスライドしてきて、対角のクロスで南野がヘディングゴールだ。

開始時まで土砂降りだった東南アジアの大雨も、ぬかるむピッチも、突如飛び込んできた乱入者も、まるでなかったように日本は平然としていた。ハーフタイムが明けると雨もあがり、2-0という、実力差に反することのない穏当なスコアが残された。後半は逸機が目立ったが、危ない時間帯は許していない。初戦につきものの不穏な流れを招き寄せなかった、先発組による前半で試合の趨勢はほぼ決まった感があった。

「臨機応変に、チームとして意思統一を図りながら戦ってくれた。(与えられた)条件のなかでのベストを、探りながらやってくれたと思う」と森保監督。普通に戦えれば波乱は起きず、天候など悪条件に振り回されることが"敗北"ともいえた一戦において、日本はワナに陥らなかった。(岸名章友)

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