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帝人、タイで高機能樹脂を生産

新工場と開発拠点の開所式

【アユタヤ(タイ中部)=岸本まりみ】帝人は10日、タイで高機能樹脂の新工場と開発拠点の開所式を開いた。これまで東南アジアには日本と中国の生産拠点から供給してきたが、自動運転車や次世代通信規格「5G」機器向けの需要が膨らむと判断し、現地生産に踏み切る。総工費は20億円弱。2025年度までに日本を上回る生産規模に引き上げる計画だ。

新工場の延べ床面積は約6千平方メートルで、当初の生産能力は年間約1万トン。複数の樹脂などを混ぜ合わせ、自動車部品や家電製品に使われる耐熱性や強度に優れた素材を生産する。タイのほか、東南アジアやインドに供給する。開発拠点も置き、顧客の要求に素早く対応できる体制を整える。

この先の中期経営計画の最終年度となる25年度までに、生産能力を年4万トンに引き上げる計画だ。実現すれば日本を抜き、中国の拠点に次ぐ規模の生産拠点になる。10日、開所式に出席した山西昇・樹脂事業本部長は「さらなる軽量化や耐熱性が求められる自動運転車や5G通信機器の需要を取り込む」と強調した。

帝人は高機能樹脂分野の強化を急いでいる。これまでタイではポリエステル繊維などを生産してきたが、同国に集積する欧米家電メーカーや日系自動車メーカーの需要拡大を受け、工場の新設を決めた。これを受け、帝人の高性能樹脂の生産は日本、中国、タイの3極体制となる。

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