日産副社長「社長辞任、企業統治が機能」

2019/9/10 21:50
保存
共有
印刷
その他

【北京=多部田俊輔】日産自動車の川口均副社長は10日、北京市内の記者会見で、西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)の辞任が決まったことについて「6月に指名委員会等設置会社に移行し、新しいガバナンス(企業統治)の決定が非常に厳しい形で結論を出した。ガバナンス改革が機能したということだ」との見方を示した。

ルノーとの提携関係を定めた協定の見直しに関しては「ゴーン元会長時代はアライアンス(提携関係)に疑問をはさむ余地がなかった」と指摘し、「どうしたらアライアンスで十分なシナジーを出せるのか。原点に戻って見直そうというところに来ている」と述べた。

一連の問題が新車販売やブランド力に与えた悪影響では「日本が一番影響を受けている。ブランドが毀損したことを受け入れないといけない」と指摘。「残されたメンバーが一丸になって難局に対応し、ブランドを回復しないといけない」と強調した。

川口副社長は企業の社会的責任(CSR)のイベントで北京を訪れ、記者会見を開いた。「西川社長はガバナンス改革やルノーとの提携の将来の姿の見直しなどを進めていた。西川社長の気持ちを察すると、じくじたる思いだ」とも述べた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]