花王、LINEで肌診断サービス

花王は10日、対話アプリの「LINE」を活用して、自分で肌の状態を確認できるサービスを始めたと発表した。同社のセルフ化粧品ブランド「ソフィーナiP」と連動したサービスで、同商品に関する問い合わせ対応や美容情報の配信も手がける。商品購入後のサービスを拡充し、継続的な利用につなげる。
花王が導入したのはデジタルサービスの「肌id」。本格稼働は11月ごろを予定する。LINEで「友達」に登録するとサービスを受けられる。
スマートフォンで自分の顔などを撮影すると、肌年齢や改善点をその場で解析する。データはLINE内で蓄積し、改善状況も確認できる。生活実態に合わせた美容情報の発信や、ソフィーナiP商品に関する問い合わせにも自動で対応する。
花王は新サービスに合わせてソフィーナiPの新商品をドラッグストアなどで2種類発売する。「ベースケアセラム土台美容液」(90グラム入り)の参考価格は税別5千円。