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中国大使「第5の政治文書も」 習氏来日で

中国の孔鉉佑駐日大使は10日、都内で講演し、来春に予定される習近平(シー・ジンピン)国家主席の来日に合わせ、日中共同声明などに続く第5の政治文書の発表を検討していると明らかにした。会場からの質問に答える形で「議論を深めるなかで条件が熟せば、第5の政治文書を結ぶことに異存ない」と述べた。

中国は1972年の日中共同声明や78年の平和友好条約などこれまで日中間で交わした4つの政治文書を両国関係の基礎として重視している。孔氏は「文書の中身に力点を置いて双方で知恵を出してはどうかということで事務レベルで認識は一致している」と述べた。

習氏の来日について「中国と日本の新しい関係を構築するうえで極めて重要な一ページを開く」と期待感を示した。

米中の貿易摩擦をめぐっては「米国がエスカレートさせていることは供給チェーンを脅かし世界経済を危うくする」と米側を批判した。日中両国は「ともに自由貿易の受益者であり、共通の責任が拡大している」と指摘したうえで「手を携えて多国間主義と自由貿易を守るべきだ」と訴えた。

「米国との駆け引きは中国経済を強くするうえで意味がある」との見方も示した。「貿易摩擦が仮に解決してもいろんな問題が出てくる」と政治や安全保障での米中の確執が長引くとの見通しを明らかにした。「我々は20年ぐらいを想定して脚本を書いている」と語った。

香港の「逃亡犯条例」改正案をきっかけとする抗議活動にも触れ「一部で少数の暴徒が増長し犯罪を起こしている」と断じた。「既に一国二制度の原則の最低ラインに達し、香港の繁栄、安定の瀬戸際に来ている」と強調した。

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