135億年前の銀河を観測 東大などの研究チーム

2019/9/10 18:57
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東大と早大、放送大の研究チームが128億光年離れた銀河を観測し、約135億年前の誕生間もない姿をイメージした図(国立天文台提供)=共同

東大と早大、放送大の研究チームが128億光年離れた銀河を観測し、約135億年前の誕生間もない姿をイメージした図(国立天文台提供)=共同

東大と早大、放送大の研究チームは10日、宇宙観測史上で最古となる約135億年前に誕生した銀河を観測したと発表した。これまでに判明していた約133億年前より約2億年さかのぼり、ビッグバン(138億年前の大爆発)から約3億年後の宇宙最初期に星が活発に形成されていたことが推定できるという。

研究チームの馬渡健・東大宇宙線研究所特任研究員は熊本市での記者会見で「宇宙の歴史をさかのぼる大きな成果だ」と訴え、今後は「宇宙最初期の星形成の歴史を明らかにしていきたい」と説明した。11日から熊本大で開かれる日本天文学会で発表する。

研究チームは、スピッツァー宇宙望遠鏡、南米チリのアルマ電波望遠鏡などを使い、ろくぶんぎ座や、しし座の付近にある約3万7千個の天体を観測。ろくぶんぎ座付近の方角にある128億光年離れた銀河から、128億年かけて届いた光の波長を解析した。これが観測時点で7億歳となり、現在から見て135億年前に誕生した古い銀河だと結論付けた。〔共同〕

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