不正入試、順大も提訴へ 消費者機構が特例法を適用

2019/9/10 18:52
保存
共有
印刷
その他

特定適格消費者団体「消費者機構日本」は10日、東京都内で記者会見し、順天堂大が医学部の入試で女子や浪人生を不当に不利に扱ったとして、消費者裁判手続き特例法に基づき、受験料などの返還義務の確認を求める訴訟を起こすと明らかにした。提訴は10月にも東京地裁にする。機構は既に東京医科大を提訴している。

順天堂大は昨年、女子や浪人生を不利とする合否判定が長年続いていたことを明らかにし、2017、18年入試で本来なら合格していた受験生計48人を追加合格とした。

消費者機構日本は、大学が本来救済すべき対象は不合格になった女子と浪人生全員であり、17、18年だけでのべ3千人以上と推計されると主張している。

理由について、会見した鈴木さとみ弁護士は「こんな不正な入試と知っていれば受験しなかった人もいるはずだ」と述べた。訴訟では大学に受験料や宿泊費、交通費などの返還義務があると訴える方針。現時点で元受験生6人から相談があったという。

機構は不正入試があった他の大学についても「状況を見ながら提訴について検討する」としている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]