油流出の除去作業を終了 大雨被害の佐賀県大町町

2019/9/10 17:54
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8月に九州北部を襲った記録的大雨で鉄工所から油が流出した佐賀県大町町で10日、緊急対策としての除去作業が終わった。この日は国土交通省や県、自衛隊などから約660人が参加して除去作業をした。一部道路などに油膜が残ったところもあり、県などは今後も監視を続ける。

佐賀県大町町の水路に浮かんだ油を除去する国交省職員ら(10日)=共同

山口祥義知事は報道陣に「多くの人手を使う対策は一区切りした。先が見えなかったが、(作業終了に)たどり着くことができた」と述べた。

県と大町町によると、大雨の影響で「佐賀鉄工所大町工場」から約5万リットルの油が流出し、約83万平方メートルに広がった。ボートに乗った参加者が、水路に油を吸着するマットを並べたり、油が付着したごみをひとつずつ拾い集めたりした。期間中に使われた油の吸着マットは約21万枚に上った。

一方、同町に隣接する佐賀県武雄市は10日、被災者の生活再建などを目的とした復興対策室を11日に設置すると発表。被災者からの相談窓口も11日、電話による相談専門ダイヤルも12日にそれぞれ開設する。小松政市長は「一日も早い復興を目指したい」と語った。

西日本高速道路は10日、8月27日夕から通行止めが続いていた佐賀県内の長崎自動車道・武雄北方インターチェンジ(IC)―嬉野ICの下り線を利用できるようにした。当面は上り線の約2キロ区間を対面通行にする。〔共同〕

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