強盗殺人で起訴内容否認 25歳男、甲府地裁初公判

2019/9/10 17:52
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山梨県甲州市の貴金属買い取り店店長が殺害された事件や、金品目的で甲府市の会社役員が襲われ死亡した事件で、強盗殺人や強盗致死などの罪に問われた住所不定、無職、武井北斗被告(25)は10日、甲府地裁(横山泰造裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「覚えていない」と起訴内容を否認した。

弁護側も「被告は関与していない」として無罪を主張した。

二つの事件では計5人が起訴され、主導役とされる武井被告以外の男4人は、一審でそれぞれ懲役20年から無期懲役までの判決が言い渡された。一部は刑が確定している。

公判では事件ごとに検察側が冒頭陳述や中間論告を実施。初公判では甲府市の事件の冒頭陳述があり、検察側は「会社役員の男性が資産家との情報を得て、共犯の男と電話で強盗の段取りを話し合った」と指摘。窓を割って男性宅に侵入し、激しい暴行を加えて抵抗できなくして、その後、死亡させたとした。

弁護側は、刑が確定した共犯者の供述の客観性などについて争う姿勢を示した。判決は11月8日の予定。

起訴状によると、武井被告は男らと共謀し、2016年8月、甲府市の不動産会社役員、若宮利雄さん(当時73)を金品目的で襲って死亡させ、同年11月には山梨県甲州市の貴金属買い取り店の店長、斉藤弥生さん(当時36)を殺害して店の鍵を奪い、遺体を長野県南牧村の畑に埋めたとしている。〔共同〕

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