「乗換案内」でバス接近情報 ジョルダン、20年春から

2019/9/10 16:50
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交通経路検索大手のジョルダンは10日、自社サービスの「乗換案内」で2020年春からバスの接近情報を提供すると発表した。対応するバス会社の車両がどこにいて、いつ来るかが、移動ルートや所要時間・料金とともに一目でわかるという。経路検索でバスの接近を知らせるのは珍しい。情報拡充を次世代移動サービスMaaS(マース)の実現につなげる。

ジョルダンは来春からバスの接近情報を提供する(写真は現行の「乗換案内」のスマートフォンアプリ画面)

スマートフォンアプリなどを通じたバスの接近情報を有料にするか無料にするかは未定。乗客の利便性向上や乗車促進につながるとして、バス事業者へ売り込む。

観光地である箱根の旅客輸送を担う箱根登山バス(神奈川県小田原市)が対応する予定。ほかに複数の路線バス会社やコミュニティバスを手掛ける20超の自治体に採用を働きかける。事業者側には導入費や通信費、保守費の支払いが生じる。

バスを運行管理する「ジョルダンスタイル バスロケーションシステム」で収集・解析した情報を提供する。独自開発の通信機器を車両に載せて、全地球測位システム(GPS)の位置情報をリアルタイムで集める。

蓄積した情報を人工知能(AI)で解析することで、バス停への到達予想や渋滞予測をはじき出す。指定日時のバスの遅れを織り込んだ経路検索結果の算出もできるという。

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