ディスカバリーが動画配信、無料広告モデルから開始

BP速報
2019/9/10 14:21
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動画配信サービス「Dplay」を開始

動画配信サービス「Dplay」を開始

日経クロステック

米ディスカバリーの日本法人であるディスカバリー・ジャパン(東京・千代田)は9日、日本で動画配信サービスを始めたと発表した。同サービスは、ディスカバリーが欧州7カ国で展開中の「Dplay(ディープレイ)」を日本向けに提供するもので、まずは広告無料型動画配信(AVOD)でスタートした。

ディスカバリーは全世界で年間8000時間以上のオリジナル番組を制作・放送している。ディスカバリー・ジャパンは国内で「ディスカバリーチャンネル」「アニマルプラネット」の2つの有料チャンネルをCS衛星放送やケーブルテレビ経由で提供してきたが、ディスカバリー制作コンテンツ全体の10分の1にすぎず、9割は日本で提供できていなかった。

今後はDplayを活用して、ディスカバリーが持つ多様なコンテンツ資産を活用したサービスを国内で展開していく。動画配信サービスに自ら乗り出して新しい視聴スタイルに対応していくことで、若い世代へのリーチ力の強化も図る。メイン視聴者層として、25歳から45歳のこだわりの趣味を持つ人を想定する。

新サービスでは「サバイバル」「クルマ・バイク」「アドベンチャー」「サイエンス」「ネイチャー」「ライフスタイル」など15カテゴリーから、2019年9月時点で合計800エピソード以上のコンテンツを提供する。同社の人気番組が勢ぞろいするのに加え、日本オリジナルの番組として武井壮氏がMCを務めるサバイバルクイズ番組「サバイバル・マスター!」の公開を始めた。

スマートフォンやアンドロイドTVの場合、アプリをダウンロードして利用する。パソコンの場合はウェブブラウザーからの利用も可能。19年9月のサービス開始時点では、会員登録(無料)すれば全てのコンテンツを無料で視聴できる。

ディスカバリー・ジャパンはDplayをビジネスプラットフォームとして活用していく方針だ。未放送映像コンテンツを日本で展開するほか、共同宣伝などで放送サービスとのタイアップを進める。さらに自社プラットフォームを介した動画配信に乗り出すことで得られる視聴データなどを有効に活用し、より良いサービスの展開に生かしていく考えだ。

ディスカバリー・ジャパンは20年以降、一部コンテンツの有料化を想定している。例えば最新エピソードなど、どのコンテンツを有料化するかは各種データを分析して決めていく。この際、現行の有料サービスと差異化を図ることも念頭に、有料提供に関する検討を進める。

(日経 xTECH/日経ニューメディア 田中正晴)

[日経 xTECH 2019年9月9日掲載]

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