2019年9月22日(日)

名古屋城本丸御殿の柱に傷 修復不可能、いたずらか

中部
2019/9/10 12:34
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名古屋城本丸御殿の柱につけられていた傷。「りょうじ」と読める(8月、名古屋市提供)=共同

名古屋城本丸御殿の柱につけられていた傷。「りょうじ」と読める(8月、名古屋市提供)=共同

名古屋市は10日、戦時中の空襲で焼失し、木造復元した名古屋城本丸御殿内の柱2カ所に傷がつけられていたと発表した。鋭利なもので削られ、人の名前のようなものが彫られていた。完全修復は不可能だという。市は悪質ないたずらとみて、愛知県警に被害届を提出する方針。

市によると、8月24日に観光客が、木の柱の床から130センチほどの高さの場所に「りょうじ」(縦8センチ、横2センチ、深さ0.5ミリ)と彫られているのを見つけた。

同月27日にも、点検を委託していた業者が「カイ(もしくはサイ)」(縦2.5センチ、横2センチ、深さ0.5ミリ)と彫られているのを見つけた。いずれも「上御膳所」と呼ばれる部屋に面した廊下の柱で、観光客の立ち入りが可能な場所だった。市は運営スタッフによる巡回や観光客への声かけを強化する。

名古屋市の名古屋城本丸御殿の内部。柱2カ所の丸印部分に傷が付けられているのが見つかった(6日、名古屋市提供)=共同

名古屋市の名古屋城本丸御殿の内部。柱2カ所の丸印部分に傷が付けられているのが見つかった(6日、名古屋市提供)=共同

本丸御殿は江戸時代初期の1615年に建てられ、第2次大戦中の1945年に空襲で焼失。2009年から復元工事が始まり、18年に復元が完成した。

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