2019年9月19日(木)

光合成をリアルタイム計測 栽培管理に活用、愛媛大

2019/9/10 9:40
保存
共有
印刷
その他

二酸化炭素(CO2)の濃度の差を計測することで、植物が光合成をどのくらいしたのかをリアルタイムで把握できるシステムを開発したと、愛媛大植物工場研究センターの高山弘太郎教授(植物環境工学)らのチームが9日、発表した。高山教授は「科学的な農業を実践するのに必要不可欠なシステムとして普及させたい」と栽培管理での活用を見込んでいる。

光合成の計測システムについて説明する愛媛大植物工場研究センターの高山弘太郎教授(9日、松山市)=共同

光合成には二酸化炭素が必要。システムは、上部に排気口の付いた透明なフィルムで植物を覆い、下から上へと空気を流し、入ってくる空気と出ていく空気の二酸化炭素濃度の差を計測することで、どれだけ光合成したかを数値化する仕組み。

チームによると、同様の仕組みは研究の場では以前からあったが、二酸化炭素のセンサーが高価だった。高山教授らは、農業生産の現場に導入できるように安価なセンサーでも計測可能にした。販売は10月からの予定で、約200万円。研究所や大規模農家をターゲットに2021年3月末までに50セットの販売を計画している。

将来は人工知能(AI)との連携も期待できるという。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。